米国特許ランキング2010

昨年度(2010年)の米国特許の企業別の特許件数のデータが発表された。
http://ificlaims.com/news/top-patents.html

1位から15位は以下の通り。

1 IBM  5896件
2 Samsung 4551件
3 マイクロソフト 3094件
4 キャノン 2552件
5 パナソニック 2482件
6 東芝 2246件
7 ソニー 2150件
8 インテル 1653件
9 LG電子
10 HP 1480件
11 日立 1460
12 セイコーエプソン 1443件
13 鴻海精密工業 1438件
14 富士通 1296件
15 GE 1225件
16 リコー 1200件

IBMは18年連続首位を保持。しかし、日本の企業は4位から7位まで独占し、50位までに15社がランクインしている。アップルの増加率も急激に伸びた。

また、国別のデータは以下。やはり米国以外では日本企業が占める割合が大きい。

米国 50.3%
日本 21.3%
韓国 5.4%
ドイツ 5.2%
台湾 3.8%

米国で特許された発明の数だけが知的資産の指標となるわけではないが、とりあえず日本企業は総合的に知財の分野でがんばっている。もちろん特許だけが知的財産ではないけれども、このデータを見るだけでも、日本企業は世界的にもレベルが突出しているということはいえる。