奇跡の救出・チリ鉱山

現在、チリ鉱山で2ヶ月ぶりの救出作業が行われている最中。開始から8時間で現在8人目が救出された。700メートルの地底からの救出作業。

ところでこの鉱山では、こんなに深いところでいったい何を採取していたのだろうか。

チリは好きな国です。いいワインがとれるから。カベルネ・ソーヴィニヨンとカルメネールの国だ。ヨーロッパのワイナリーを絶滅させたフィロキセラの被害が無かったからだ。

それから、オートポイエーシス理論の創始者である生物学者ウンベルト・マトゥラーナとフランシスコ・ヴァレラはチリ出身の学者。オートポイエーシス理論はこれまでの哲学を根底から改革していく理論、というかメタ哲学である。

オートポイエーシス―生命システムとはなにか

オートポイエーシス―生命システムとはなにか


すばらしいワインとオートポイエーシス理論。これだけでもチリはすばらしい、とチリワインを飲みながら思った。

残念ながら僕がとても好きだったフランシスコ・ヴァレラは、2001年5月に世界中に惜しまれながら亡くなった。


松岡正剛氏によるオートポイエーシスの解説。

http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1063.html