現在、チリ鉱山で2ヶ月ぶりの救出作業が行われている最中。開始から8時間で現在8人目が救出された。700メートルの地底からの救出作業。
ところでこの鉱山では、こんなに深いところでいったい何を採取していたのだろうか。
チリは好きな国です。いいワインがとれるから。カベルネ・ソーヴィニヨンとカルメネールの国だ。ヨーロッパのワイナリーを絶滅させたフィロキセラの被害が無かったからだ。
それから、オートポイエーシス理論の創始者である生物学者ウンベルト・マトゥラーナとフランシスコ・ヴァレラはチリ出身の学者。オートポイエーシス理論はこれまでの哲学を根底から改革していく理論、というかメタ哲学である。
- 作者: H.R.マトゥラーナ,F.J.ヴァレラ,河本英夫
- 出版社/メーカー: 国文社
- 発売日: 1991/01
- メディア: 単行本
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すばらしいワインとオートポイエーシス理論。これだけでもチリはすばらしい、とチリワインを飲みながら思った。
残念ながら僕がとても好きだったフランシスコ・ヴァレラは、2001年5月に世界中に惜しまれながら亡くなった。