今朝のNHKにて紙芝居の話に目を瞠った。
紙芝居のおじさんが街角から消えて久しい。しかし、地道に紙芝居の活動を続けている人がいる。安野侑志さんという日本における紙芝居の第一人者。ネット検索すると年収1000万円稼いでいるらしい。
紙芝居を取り囲む子どもたちの眼が生き生きと輝いている。
わずか数メートル四方の空間に何かが生まれている。これはいったい何か。
何か格別の臨場空間が生まれているようだ。簡易版の劇場空間。しかも、自転車一台でどこへでも。これはモバイル劇場空間か。
古くて新しい貴重なメディア。
手書きの絵と人と声と手と子どもたちの眼と・・・究極のアナログを駆使したメディア。
紙芝居によって立ち現れた「場」には、何か懐かしくも力強い臨場感が漂う。
きっと紙芝居は復活するだろう。いや、既に復活しつつある。日本だけではなく、世界中に。
紙芝居の起源と歴史については、下記のWikipediaが詳しい。