台風一過とタコ焼き

台風18号のため、昨夜遅くから暴風雨。50年前の伊勢湾台風のルートに似ているではないか。今日は二男の高校と三男の中学はいずれも休校。ぼくも休校。

昼前から晴れてくる。しかし、風がものすごい。駐車場のオルビスは大丈夫だろうか。

お昼に皆でたこ焼きを作る。

台風18号は昼には群馬県の方に。風が少しずつ収まっていく。

たこ焼きが焼き上がって写真を撮ろうとすると、その間にどんどん無くなっていく・・・。残りわずか(汗)。


たこ焼きを焼く手もそぞろ台風一過  老月


たこ焼きを食べながらたこ焼きの起源について思いを馳せる(遠い目)。

いったい、どこで誰がいつごろたこ焼きを考案したのだろうか。

Wikipediaで検索すると、はたして以下のような記述がある。

(以下、引用)
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1933年(昭和8年)に、こんにゃくを入れていたラジオ焼きに会津屋が醤油味の牛肉を入れ肉焼きとして販売。1935年(昭和10年)、明石焼がタコ・鶏卵を入れていたことから影響を受けてタコ・鶏卵を入れるようになったといわれる。名称もたこ焼きと呼ばれるようになった。

1960年代中頃になると、関東地方でも屋台での販売が見られるようになる。 東京・銀座では生地にエビのすり身を入れたたこ焼きの屋台が独特の風味で人気を博した。

1990年代中盤から、京たこをはじめとするチェーン店のたこ焼き店が、渋谷センター街などの都内に数多く進出し、一大ブームとなった。

2000年頃、築地銀だこが全国展開した。「銀だこ」の名を使ったたこ焼き味のスナック菓子も作られた。

2000年以降、関西圏以外に展開するチェーン店が増加している。 一方、関西圏でもたこ以外の具材を入れたたこ焼き、ソースに工夫を凝らしたたこ焼き、スープやうどんなどに入れて販売するたこ焼きなど、多様性に富むようになっている。

2002年には株式会社ラプレ社長の上谷信幸プロデュースによるCD「たこやきのうた」(歌:宇高香里とたこボールキッズ)がインディーズで発売され、大阪を中心に出荷枚数は1万枚を突破している。
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(引用終わり)

しかし、明石の郷土料理である明石焼きが起源だという説もある。明石焼きは、鶏卵・出汁・浮粉(うきこ)と呼ばれる(地元では「じん粉」と呼んでいる)粉と小麦粉・タコを材料に調製される兵庫県明石市の郷土料理。柔らかく、直径5cm程度の球形が自重で押し潰れたような形をしており、見た目はたこ焼きに似ている。江戸時代の終わり頃から食べられていたらしい。

つまり、江戸時代の明石焼きがたこ焼きの起源かもしれない。

ネットを検索すると、韓国が起源だという説もある。ややこしくなってきた。

いずれにしても、たこ焼きを焼くための半球状の凹部が形成された鉄板が発明されなければ本来の真球状のたこ焼きは実現できない。このたこ焼き用鉄板の製造技術の確立こそがたこ焼きの起源を特定する要件になるか?

このたこ焼き鉄板は誰が発明したか?調べてみよう。

たこ焼きは奥が深い。