2009-09-23 サランヘヨ(黛まどか) 本 俳人・黛まどかが、韓国の釜山からソウルまでの500キロの道のりを歩いた。その折々に俳句をつくりながら。まるで韓国版奥の細道か。サランヘヨは、恋していますの意。朝鮮半島の人々への恋が俳句と共に語られる。写真が美しい。なぜか懐かしい。不思議ななつかしさ。この懐かしさはいったいなんだろう。 ひぐらしに伏し目がちなる韓仏(からぼとけ)パンソリの路地に洩れくる十三夜 黛まどか