サランヘヨ(黛まどか)

俳人黛まどかが、韓国の釜山からソウルまでの500キロの道のりを歩いた。その折々に俳句をつくりながら。まるで韓国版奥の細道か。

サランヘヨは、恋していますの意。朝鮮半島の人々への恋が俳句と共に語られる。

写真が美しい。なぜか懐かしい。不思議ななつかしさ。この懐かしさはいったいなんだろう。


ひぐらしに伏し目がちなる韓仏(からぼとけ)

パンソリの路地に洩れくる十三夜    黛まどか