明け方4時頃目が覚めてNHK第1放送。今日の「こころの時代」のテーマは昨日に続いて塙保己一はなわほきいち)。
塙保己一学園の校長先生の話が心にしみる。
 塙保己一は江戸時代の国学者。埼玉県本庄市生まれ。
 7歳で視力を失い全盲となる。15歳で江戸へ出て盲人の職業団体である当道座の雨富須賀一検校に入門し、按摩、音曲などの修行を始めた。しかし生来不器用でどらちも上達せず、絶望して自殺しようとした。

 保己一の学才に気付いた雨富検校は、保己一に様々な学問を学ばせた。歌学を荻原貞辰(百花庵宗固)に、神道国学を川島貴林に学んだ。塙保己一は書を見ることはできないので、人が音読したものを暗記して学問を進めた。明和6年(1769年)に晩年の賀茂真淵に入門した。(以上、ウイキペディアを参照)

 このインタビューで驚いたことは、塙保己一が編集した『群書類従』においても、かれは聖徳太子に対して微妙な態度をとっている点だ。
 これはいったいどういうことだろうか。気になる。どうも聖徳太子の歴史的信憑性に疑問を呈していたのではないか、ということか。