成瀬雅春「死なないカラダ、死なない心」

死なないカラダ、死なない心 宇宙のエネルギーで身体をつくりかえる (講談社BIZ)

死なないカラダ、死なない心 宇宙のエネルギーで身体をつくりかえる (講談社BIZ)

 苫米地英人氏との対談が掲載されていることを知り即アマゾンで注文。
 成瀬雅春氏は世界でもトップクラスのヨーガ行者であり、インドの協会からも「ヨーガ行者の王」の称号が授与されている人である。
 苫米地氏との対談もおもしろいが、180〜183頁に載っている空中浮遊の写真がすごい。1メートルくらいの高さに浮遊している。確かに。これはトリックではない。
 この現象は最新の物理学理論であるM理論(メンブレン(膜)理論)で説明できるとのこと。
 もちろん空中浮遊自体が目的ではなく見せ物でもない。ヨーガの修行のプロセスで獲得する能力の証であり、現在は行っていない。実は、成瀬氏はもっともっと先に進んでいるのだ。
 毎年、インドのガンジス川の源流付近(ゴームク)で行っている「系越瞑想」という特殊な瞑想で200億光年の宇宙の果てまで意識を飛ばす実験をして楽しんでいるのだ!!
 この方は人生を極限まで楽しんでいる。生きながら死を超越しちゃっている感じ。人間の限界を日々探求しようとする姿勢に打たれる。