午前中ホテルの近くのピカソ美術館まで歩く。道に迷って何度も訊きながら。開館前に長い列。地元の小学生の団体と一緒に列ぶ。

 ところで、ピカソとはいったい何者か?キュビズムの哲学的意味についての大森荘蔵の説を思い出そうとした、が駄目だった。ピカソが若い頃の写実的な絵に注目。
 お昼前に古くからのお付き合いのある特許事務所を訪問。カサ・バトリョの近く。仕事のあとお昼をご馳走になる。カバと白ワインと地中海の魚。
 バルセローナは今までの経験でもっとも居心地のいい都市。
 午後の飛行機でミラノへ。
 さらば我が愛するバルセローナよ。アディオス!