ドル覇権の崩壊(副島隆彦)

ドル覇権の崩壊―静かに恐慌化する世界

ドル覇権の崩壊―静かに恐慌化する世界

 副島隆彦氏は小室直樹の弟子。1953年生まれだからぼくと同年。飛行機のなかで読む。なかなか恐ろしい内容。オオカミ少年的ないわゆる恐慌本のたぐいかと思っていたが、なかなか説得力があった。
 米国では毎日のように、住宅バブルの危機の話。
 いったい米国の住宅バブルが崩壊することは何を意味するか。
 米ドルが暴落する。
 米ドルはあと3年くらいで1ドル80円に突入するだろう、というのは副島隆彦氏の予測