この本の題名に惹きつけられ、内容も確認しないで買ってしまった。なんと魅惑的な表題であることか。作ることこそ哲学として考察されるべきであるのに、このような哲学が少ない。技術哲学を含めてほとんどない。著者は伊藤徹という1957年生まれの僕よりも若い学者。ハイデガーの研究者であるらしい。特に第5章の「道具への視線」に注目。今日から、上質のコニャックをちびちびと舐めるように読み進めたい。
作ることの哲学―科学技術時代のポイエーシス (SEKAISHISO SEMINAR)
- 作者: 伊藤徹
- 出版社/メーカー: 世界思想社
- 発売日: 2007/02
- メディア: 単行本
- 購入: 1人
- この商品を含むブログ (4件) を見る