絵本と児童本

 技術史に関連したすぐれた絵本や児童本がいくつか出ていたので買いました。

アメリカ海岸地図を作った男たち

アメリカ海岸地図を作った男たち

 アメリカの地図はいつ誰の手で作られたか。命がけの仕事がそこにはあった。
天と地を測った男 (くもんの児童文学)

天と地を測った男 (くもんの児童文学)

 もう一冊、ペリーを驚愕させた日本地図を作った伊能忠敬の伝記。岡崎ひでたか氏のこの本はわかりやすいし、高田勲氏の絵もとてもいい。
ルリユールおじさん

ルリユールおじさん

 パリの街での出来事。ルリユール−製本や装幀を手作業で行う職人のおじいさんと少女の心温まる話。
世界のだっことおんぶの絵本―だっこされて育つ赤ちゃんの一日

世界のだっことおんぶの絵本―だっこされて育つ赤ちゃんの一日

 これは人類学の絵本。世界中のだっことおんぶが紹介されている。どこだって赤ちゃんはだっこやおんぶが大好き。ぼくもご幼少の頃はだっこが大好きだったなー(+_+;)\パコッ!。だっこ紐とおんぶ紐の違いも楽しめる。でも、日本ではおんぶがほとんど見られなくなったのはなぜでしょうか。
ライト兄弟はなぜ飛べたのか―紙飛行機で知る成功のひみつ (やさしい科学)

ライト兄弟はなぜ飛べたのか―紙飛行機で知る成功のひみつ (やさしい科学)

 土佐幸子さんという方の本。この人はボストン在住の物理学者で1995年からボストン科学博物館で子どものための科学教室の先生をしているらしい。ライト兄弟の飛行機の発明の最も重要な点がハッキリと説明されている。操縦性、これが最も重要。ライト兄弟は、単に空中に浮くこと(飛ぶこと)よりも「操縦」のできることが飛ぶために一番大事であることを、開発当初から認識していた。他の飛行機開発者たちはそうではなかった。
発明発見大探検 (ドラえもん・ふしぎ探検シリーズ)

発明発見大探検 (ドラえもん・ふしぎ探検シリーズ)

 ドラえもんが案内する発明と発見の世界。竹コプターをはじめ様々は大発明を自ら実践するドラえもん氏の発明大冒険。これは必見(+_+;)\パコッ!