発明
テレビニュースで一瞬流れたこの水に浮く超小型電気自動車がおもしろい。
先日のTBS[夢の扉]で紹介されていた「水道発電」が興味深い。水道水を流したときのわずかな水流から電気を取り出す発電技術。この技術を開発したのは、横浜市にある従業員13名の小さな町工場「中野製作所」の2代目・中野和明さん。 開発当初は数百mW…
日刊工業新聞で見たこの乗り物に注目。アイシン精機と千葉工業大学が開発した、利用状況に応じて四つの形態に変形できる超小型電動モビリティー「ILY―A(アイリーエー)」。 ビークルモード、キャリーモードのほかに、足でこぐ「キックボードモード」、…
今朝のこのニュースにちょっとドキドキ。アップルが腕時計型端末「アップルウオッチ」を発表。予約受付は4月10日から。米国、日本、中国ほか他6カ国で4月24日に販売を開始するそうな。気になるのは充電。それから、老眼の人にはどうか(笑)。 ●手首…
日刊工業新聞の小さな記事にあったユニークな自転車に注目。岡山県井原市の自動車部品メーカー・片山工業が開発し製品化した。岡山発のまったく新しいコンセプトの足こぎ自転車。人間の歩行動作そのものを動力にした画期的自転車(三輪車)。開発にあたって…
米マサチューセッツ工科大学発のベンチャー企業・アルタエロス社が開発中の空飛ぶ風力発電に注目。なにもそこまでしなくても、と最初は思ったが、なかなかおもしろそう。 ソフトバンクがアルタエロスに700万ドル(約8億4千万円)出資するらしい。 この…
NHK「まちかど情報室」で紹介されていた「スマートスーツ」に興味を惹かれたので、メモしておきます。「スマートスーツ」とは、北海道大学の田中孝之准教授が開発した筋力補助器具。弾性材(ゴムバンド)の張力を利用して作業する人間の身体の負担や疲労を軽…
NHK朝の「まちかど情報室」は毎日楽しみに見ています。昨日紹介されていたデザインプロデューサーの名児耶秀美(なごや・ひでよし)さんにはとても興味を惹かれた。 なごや・ひでよし 1958年東京都生まれ。武蔵野美術大客員教授。武蔵野美術大造形学部在…
ノーベル賞のパロディーとして知られるイグノーベル賞がおもしろい。 イグノーベル賞 (Ig Nobel Prize) とは、「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられる賞である。1991年に創設された。 イグノーベル (Ig Nobel /ˌɪɡnoʊˈbɛl/)とは、…
昨日とりあげた「無動力歩行支援機」、調べれば調べるほど優れた発明だと思います。「受動歩行」の原理を具現化するために、二重振り子とバネとカムの組み合わせを巧妙に利用している。あらゆる装飾や無駄をそぎおとしてシンプルかつコンパクトな装置にまと…
名古屋工業大学の佐野明人教授が発明したこの無動力歩行支援機がなかなかすごい。モーターやバッテリー、センサーなどの動力源や電子機器を一切使っていない歩行支援機だ。バネの力を巧妙に利用している。脳梗塞などで脚が麻痺した人の歩行を助ける。 動力を…
鈴木康広さん。超おもしろい現代アーティスト。先日テレビで紹介されているのをちらっと見て気にいった。 たとえば、この「リンゴのけん玉」。 けん玉が得意の鈴木さんは、ある日、けん玉が地球の引力を利用した遊びであることに気がついた。ニュートンとい…
青色LED関連の発明で日本人3人がノーベル物理学賞を受賞したようです。スレイブ中村と呼ばれていた中村修二さんも、勿論、受賞しました。中村さんのすごいところは、自らのアイデアを盛り込んだ実験装置を自分ですべて組み立てて製造実験を繰り返してい…
今年は冷夏と予測されていましたが、梅雨が明けるといきなり猛暑。夏本番。と言えば、アウトドア!ところで、キャンプや登山に持っていくストーブ(コンロ)は普通こんな↓もの。 でもこれだと、燃料缶も携帯しなければならないし、燃料が無くなったらハイそ…
これ↑台風8号で裏返ったわけではありません。 畳むとこんなふうに自立するところがすごい。 しかも雨に濡れた面が内側になるので、混んだ電車の中でも周りに迷惑をかけない。おもいやりアンブレラ。 逆転の発想というか、この裏返しの発想には感心した。こ…
先日の朝のニュースで放送されていた組紐(くみひも)の伝統技術を活用した人工筋肉に注目。 この細い繊維状のものが今回開発された人工筋肉。 倉敷市の従業員30人の町工場の組紐技術が人工筋肉の開発の決め手になった。岡山大学との共同研究。組紐の伝統技…
これ気に入りました。ギネス認定の世界最小・無線操縦ヘリコプター「ナノファルコン」。全長8.11センチ、重さ11g。手のひらどころか指先に乗るヘリコプター。昨年(2013年)6月発売。動くミニチュア工芸品。ただし、操縦はかなり難しそうです。…
朝のNHKニュースで山形県の天童木工という会社の杉間伐材の有効利用技術が紹介されていたを見て、思わず目が釘付けになった。 これ↑は柳宗理がデザインしたバタフライスツール。 天童木工の社長さん(名前は失念)、先祖から引き継いだ杉山が荒れているのを…
3Dプリンターが様々な分野で活用される時代になってきた。 そもそも3Dプリンターは日本人の発明によるものだと言われています(これについては後日検討する予定)。 米国では3Dプリンターを使った銃器の個人製造が問題となっていますが、とうとう日本でも…
日経産業新聞の小さな記事で見たアドバンテスト社が開発したワイヤレス給電技術にちょっとびっくりした。既に実用化されている。YouTube動画でも紹介されている。これって昔ニコラ・テスラが考えていた無線送電システムのミニ版ではないか! ワイヤレス給電…
脳波の状態を検知して動きをコントロールする猫耳と尻尾の発明。これがなかなかおもしろい。 Shota Ishiwatari(石渡昌太)という日本人の発明。 まずこれ↓はnecomimi(猫耳)。集中するとピンと立ち、リラックスするとしなだれる猫耳。 これさえあれば、言…
MOT(技術経営学)がご専門の「新ベンチャー革命」さんのこの記事が興味深い。小保方春子さんの世紀の大発明がハーバードのチャールズ・バカンティ教授に取られちゃったのは、日本に科学技術・イノベーションに対する「目利き」がいなかったから、という…
昨日は朝から仕事場でも大騒ぎでした。小保方晴子(おぼかた・はるこ)さんの万能細胞。30日付けのネイチャーに発表されています。http://www.nature.com/news/acid-bath-offers-easy-path-to-stem-cells-1.14600ということは、発表前に特許出願されている…
欧州特許庁のサイトで今回の万能細胞に関するPCT国際特許出願の公開公報を見つけたので、ちょっと調べてみました。 公開番号:WO2013163296 (A1) 発明の名称:GENERATING PLURIPOTENT CELLS DE NOVO 全文は131頁の超巨大な明細書です。70以上あるク…
今世紀最大の発明と思われる小保方晴子女史の万能細胞がハーバードに奪われてしまうのは残念です。たんなる杞憂であれがいいのですが・・・こんな本が出ていたのですね。ソエ爺の学問道場に紹介されていました。読んでみよーっと。http://www.snsi.jp/tops/k…
これは蒸気エンジンで駆動する計算機。発想がおもしろい!電池技術文明が崩壊してもこれさえあれば大丈夫(・。・)ぷっ♪レトロ・フューチャーなスチームパンク計算機の決定版。●蒸気駆動式電子演算器を作ってみた【スチームパンク】 http://www.youtube.com/watc…
この本、ジュンク堂の時計関係本の売り場に平積みになってました。10月10日に出たばかりで湯気がたっていたので冷めないうちに一気に読む。 機械式時計に興味がある人、将来時計師になろうと思っている人は必読。いや、時計だけでなく、モノづくり全般に…
この↑女性、実はヘルメットを装着しています。見えませんが。日経産業新聞に出ていたちょっとおもしろい自転車用ヘルメット。スウェーデンの女子大生ふたりが7年かかって発明し製品化したそうです。日本でも11月に発売予定。 Invisible Bicycle Helmet 「…
iPodに使われているリング状のクイックホイールは日本人発明家の特許を侵害しているとして、東京地裁がアップル社に対して3億3600万円の賠償を命じる判決を言い渡したというニュース。驚きました。個人がアップルという巨大企業相手に勝ち取った特許権…
早朝、仕事場に着くと、まずコーヒーを飲みながら日刊工業新聞を読む。メモをとりながら。一般紙はほとんど読まない。トリモロス・アヘのプロパガンダ記事を読んでもおもしろくないし。日刊工業新聞は、ものづくり王国・日本の動向が躍如としていて元気にな…